管理栄養士による健康レシピ

今月はねぎを使用したレシピです。
ねぎの白い部分にはビタミンC、緑の部分にはβカロテン、カルシウムなどが豊富に含まれています。
また、ねぎ特有の強い香り成分の硫化アリルは、ビタミンＢ1の吸収を助ける働きがあるので、ビタミンＢ1を多く含む豚肉と一緒に食べると、より効果的です。さらに硫化アリルには、血行をよくし、疲労物質である乳酸を分解する作用もあるので、肩こりや疲労回復にも効果が期待できます。
また、ねぎの辛み成分には体を温める効果があるため、寒くなってくるこの時期には特にオススメの食材です。
そんなねぎを、今回はカレーの具に使用しました。
ドライカレーなので、水分が抑えられます。また、調味料の組み合わせにより、塩分の高いカレールーの使用量を減らしているので、塩分は一般的なカレーの半分程度です。
電子レンジで簡単に出来るので、ぜひ作ってみてください。
※写真内のご飯は、栄養価には含まれていません。〔写真のご飯は250g〕

～ドライカレー～

1. ねぎをみじん切りにする。
2. 耐熱容器にひき肉とみじん切りにしたねぎとAを入れる。　
   〔カレールーとバターは薄く切っておく〕
3. 箸やスプーンなどで、ひき肉の塊がなくなるまで、切るようによく混ぜる。
4. ラップをし、電子レンジ（500W）で5分加熱する。
5. 一度取り出し、泡だて器やスプーンなどで全体をよく混ぜる。
6. 再度ラップをし、電子レンジ（500W）で3分加熱する。
7. 再び取り出し、よく混ぜる。
8. 再度ラップをし、電子レンジ（500W）で3分加熱する。
   ※分量を増やして作る場合は、加熱時間を長くする。

【仕上げ】
皿にご飯を盛り、上にドライカレーをのせる。