管理栄養士による健康レシピ

節電対策として、ゴーヤで緑のカーテンに取り組み、ゴーヤが食卓によく登場するという家庭も多いと思います。今月はそんな、夏ならではの野菜「ゴーヤ」を使ったレシピです。
ゴーヤはビタミンCを豊富に含んでいるため、疲労回復に役立ちます。そして、苦味が特徴のゴーヤですが、その苦味成分〔モモルデシン〕には、食欲を増進させる働きがあるので、夏バテで食欲がないときに特にお勧めです。
今回はそんなゴーヤをバターと組み合わせたライスです。バターのコクとゴーヤの苦味がよく合い、ごまも良いアクセントとなります。
にんにくの風味を利用して塩分を抑えたサクサクパン粉もオススメで、今回のバターライスとの相性もバッチリですが、ご飯だけでなく麺類やサラダなどのトッピングにも合うので、ぜひいろいろな料理に活用してみてください。油を吸収しているのでエネルギーを上げたい人に最適です。

～ゴーヤバターライス～

1. ゴーヤは縦半分に切り、スプーンで種とワタを取り除き、３mm幅の薄切りにして好みのサイズに切る。
2. フライパンに無塩バターを熱し、１のゴーヤを炒める。
3. ゴーヤ全体にバターがなじみ、しんなりしてきたら、ご飯を加えてコンソメで味をととのえる。
4. ごまを加えて混ぜ合わせる。

～にんにくパン粉～

1. にんにくはみじん切りにする。
2. フライパンにオリーブ油と１のにんにくを入れて弱火にかける。
3. にんにくの香りが出てきたらパン粉を加え、キツネ色になるまで炒める。
4. パセリを加えて混ぜ合わせる。

【仕上げ】
ゴーヤバターライスを皿に盛り、上からにんにくパン粉をかける。