切り方と焼き方が重要!
新じゃがの味噌バターがけ 副菜(炒め物)
3月~6月にかけては収穫したての新じゃがが出回ります。水分が多いのが特徴で、皮の柔らかさやシャキシャキの食感も特有です。
栄養面で注目したいのはビタミンCが豊富なこと。特に新じゃがはその含有量が一段と多くなります。じゃがいものビタミンCはデンプンに守られているため、加熱しても減りにくいというのも嬉しい点です。
いも類はカリウムが高めの食材ではありますが、じゃがいもは、いも類の中ではカリウムが低く、茹でることでさらに減少します。効率良く減らすためには、切るときに表面積を大きくし、水と接する部分を増やしてあげることが大切です。
そして、焼くときのポイントは、しっかり焼き色をつけることです。焦げ目の香ばしさもひとつのスパイスとなり、塩分制限に役立ちます。
~新じゃがのソテー~
- じゃがいもは皮つきのまま5mm幅の輪切り(大きければ半月切り)にし、水に10分ほどさらす。
- 1の水を新しくして、鍋でじゃがいもを茹でる。
※あとで油で炒めるので茹ですぎない。 - ビニール袋に、キッチンペーパーで水気をふきとったじゃがいもとめんつゆを入れ、袋をもんで、じゃがいもの表面にめんつゆを絡める。
- 3にパセリと片栗粉を加え、じゃがいもの表面にまんべんなくまぶす。
〔ビニール袋に空気を入れ、手で袋の口を持って空気がもれないようにし、袋を上下に振る〕 - フライパンにオリーブ油を熱し、4のじゃがいもを、弱めの中火でキツネ色になるまで両面焼く。
~味噌バターソース~
- バターを小皿に入れ、電子レンジで溶かす。
- 1に味噌を加えて、よく混ぜ合わせる。
【仕上げ】
皿に新じゃがのソテーを盛り、ソースをかける。
※ソースは、バターが熱いうちはドロドロしていますが、冷めると固まってくるので、ソースとしてではなく、ディップとしても食べられます。
栄養価(一人分)
エネルギー(kcal) | 161 |
たんぱく質(g) | 1.7 |
カリウム(mg) | 298 |
リン(mg) | 30 |
塩分(g) | 0.6 |
材 料(一人分)
~新じゃがのソテー~
新じゃが | 80g(中サイズ1個程度) |
めんつゆ(濃縮2倍) | 5g |
パセリ | 0.5g(約小さじ1) |
片栗粉 | 6g |
オリーブ油 | 5g |
~味噌バターソース~
無塩バター | 3.5g |
味噌 | 3g |