管理栄養士による健康レシピ

「カリフラワーって、味はハッキリしないし、どう使っていいかイマイチ分らないから普段使わない」という方も多いのではないでしょうか？しかし、どんな料理にも合うので、旬のこの時期にぜひ活用していただきたい食材です。
ほのかな甘みでシンプルな味なので他の食材の邪魔はしないし、色も白なのでどの食材とも喧嘩しません。それでいて存在感があるのがすごい所！独特の食感もいい役割を果たします。
栄養面でも優れていて、風邪予防や美肌づくりに効果があるビタミンCや、便秘解消に役立つ食物繊維が豊富に含まれています。特にカリフラワーのビタミンCは、加熱しても失われにくいのが特徴です。
今回はカリフラワーを鶏肉と組み合わせていますが、骨付きを使うとボリュームが出るため、見た目からも満足できます。
そして、カリフラワーを更に美味しくしてくれるのが、コクのあるソースです。ソース類はコク出しには最適で、粒マスタードもイイ味を出してくれます。香辛料やソース類は、『味はしっかりあるのに塩分が低い』所が嬉しい点で、中でもウスターソースはカリウムとリンも低くてオススメなので、いろんな料理に活用してみてください。

～粒マスタードソース煮～

1. Aを合わせておく。
2. 鶏肉にはこしょうをふっておく。
3. カリフラワーは小房に分けて茹でる。
4. フライパンにオリーブ油を熱し、中火で２を皮目から焼く。
   焼き色がついたらひっくり返し裏面も同様に焼く。
5. ４にAを加え、全体にソースが絡まったら少し火を弱め、蓋をして蒸し焼きにする。
6. 汁気が半分くらいになったら３のカリフラワーを加え、汁気がなくなるまで煮詰める。